こんにちは!
事務員の松井です。
今回は、不動産売却のタイミングについてご紹介させていただきます。
不動産売却にベストなタイミングはあるの?
近々、家の売却をご検討中の方はもちろん、「ゆくゆくは住み替え・引っ越ししたい」と考えておられる方にとっても、あらかじめ不動産を売却するベストタイミングを知っておくことは大切な事です。
不動産を売却するベストタイミングは、様々な角度から検討する事が大切になってきます。
それぞれの角度から見たベストタイミングでの売却が望ましいといえます。
判断要素として
・社会情勢
・税金
・時期、築年数
・住宅ローン金利
・相場
が挙げられます。
不動産の売却をする時期次第で売却の条件はかなり違ってくるため、不動産売却のタイミングはいつが良いのか、ご紹介させていただきます。
社会情勢
不動産を売却する際の価格は、社会情勢によって大きく異なります。
オリンピックや万博などといった、大きなイベントが決まっている周辺地域では、都市開発が進みそれに伴い不動産価格が上昇する傾向にあります。
また開催終了後には、再び不動産価格が下がる可能性もあるため、周辺地域で不動産の売却を検討する方は注意が必要です。
令和1年から世界中で猛威をふるった新型コロナウイルスを例に出すと、国土交通省の令和3年地価公示結果の概要によると、令和2年1月以降1年間の地価は、全用途平均では平成27年以来6年ぶりに下落に転じ、住宅地も平成28年以来5年ぶりに下落に転じたという結果が出ています。
これは新型コロナウイルスの流行で、緊急事態宣言の発令や収入の大幅な減少が見られたために、不動産全体の取引数が減少したことを表しています。
そのため取引件数が減り、需要が下がると不動産の価値も下がっていく傾向が見られました。
そして、令和4年地価公示結果の概要では、新型コロナウイルスの影響が緩和された事もあり、全用途平均・住宅地ともに2年ぶりに上昇傾向に転じました。
このように大規模なパンデミックなどが起こった場合の不動産価格の動向には注意しておきましょう。
税金
不動産を売却した事で得られる所得のことを譲渡所得といい、譲渡所得には一般的に所得税や住民税が課せられます。
譲渡所得は、住んでいた不動産の所有期間によって2つに分けられ、売却した年の1月1日時点において不動産の所有期間が5年を超えていた場合は、「長期譲渡所得」、5年以下の場合は「短期譲渡所得」となります。
長期譲渡所得の税率は短期譲渡所得の約2倍です。
所有期間が短いほど税率が高くなるので注意が必要です。また、所有期間は「売却した年の1月1日」でカウントされる点も気を付けましょう。
購入してから5年経過しているからといってその年のうちにすぐ売却するのではなく、年をまたいで翌年になってから売却しないと、短期譲渡所得とみなされ高い税率がのしかかってしまうので気を付けましょう。
時期、築年数
次に「時期と築年数」の視点から不動産売却のタイミングを見ていきましょう。
・時期
一般的に一戸建てやマンションなどの不動産は2~3月ごろに売れやすいと言われます。
4月からの新生活に向けて、就職や転勤、転職、入学や転入などを見据えた住まい探しをする方が多い時期です。
このタイミングを逃さないためには、遅くとも前年の12月までには売却活動をスタートさせている事が望ましいでしょう。
・築年数
不動産売却を検討するうえで、築年数にも注意しましょう。
不動産の価値は築年数が経過すると共に減少する為、一般的に築浅の物件の方が高く売れる傾向にあります。
マンションの場合
マンションの売却は築25年以内がおすすめです。
中古マンションの築年数別価格は年数が経つにつれて徐々に下がる傾向にあり、特に築25年超は特にそれが顕著です。
一戸建の場合
一戸建の場合は、築30年以内がおすすめです。
一戸建の築年数別価格は年数が経つにつれて徐々に下がる傾向にあります。特に築30年超えはそれが顕著です。
住宅ローン金利
「購入希望者が多いタイミングで、有利な条件でスピーディーに売却する」という視点で見れば、住宅ローンが低金利の時が売却のタイミングといえます。
購入希望者からすれば、金利が低いほど利息が少なくなり、住宅ローンの総返済額を抑えることが出来ます。
買主様の住宅購入に対するハードルが低くなり、購買意欲の高まりに繋がります。
住宅ローンを組む買主様においては「低金利なほどお得」になり、不動産が売却しやすくなります。
そのため、不動産の売却を検討する際は、住宅ローン金利もしっかりチェックしておきましょう。
相場
次に「相場」の視点から見てみましょう。
不動産価格の相場を確認するうえで参考となるのが「不動産価格指数」です。
国土交通省が不動産の取引価格情報を元に公開しているもので、不動産価格の動向を把握するのに役立ちます。
この指標を見ると、2010年に比べると価格相場が上昇しており、売却のタイミングといえます。
しかし、いつ不動産価格の相場が変わり目を迎えるか。というのは不動産のプロであっても見極めは難しくなっています。
さらに、新型コロナウイルスのまん延などにより、リモートワークを推奨する企業も増えてきました。
その影響で、自宅を仕事場とする方も増え、立地が不便であっても、広い家を購入する方が増えてきています。
こうした市場背景を読み取るのも不動産売却のタイミングを計る指標となります。
不動産売却のことなら株式会社エヌホームにお任せください!
不動産を売却するのなら出来るだけ高く売却したいもの。
しかし、ここまでご紹介させていただいたように、時期やタイミングによって、価格は大きく変動します。
納得できる売却に繋げるためには、売却のベストタイミングの把握と、信頼できる不動産会社を見つける事が必要不可欠です。
寝屋川市・枚方市・交野市・門真市・守口市で不動産売却をお考えの方はぜひ、株式会社エヌホームへご相談ください。
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