今の内装が気に入っていない方や、自分の理想のお部屋が思い浮かぶ方には内装のリフォームがおすすめです。色やデザインを変えることで日々の生活をより明るくすることができます。しかし、いざリフォームしようと考えても失敗してしまったらどうしようとためらっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は内装リフォームを成功させるポイントを紹介します。
コラムのラインナップ
壁のリフォームを成功させるポイント
まず壁の色や柄を決める
壁のリフォームを成功させるポイントは、部屋全体のバランスよりも先に壁の色や柄を考えることです。壁は部屋の中でとても広い面積を占めるため部屋の印象を大きく左右します。とくに壁とあわせて天井や床のリフォームを考えているときにはかならず壁から選びましょう。そうすることで仕上がりの満足度をアップさせることができます。
床や天井とのバランスを考える
床や天井、サッシやドアなどとのバランスも大切です。壁だけをリフォームするという場合には部屋全体の色味を考えた時に統一感があるかどうかに気を配りましょう。たとえば床の色が明るい場合に白系の壁紙を組み合わせると自然で明るい印象になります。同じ白系の壁紙であっても、床や天井、サッシの色が暗い場合には輪郭がはっきりとしてシックな印象に変わります。
下地の凹凸に気を付ける
壁紙を貼り替えた際によく起こるのが、下地の凹凸を拾ってしまうトラブルです。凹凸のある下地に壁紙を貼る際にはかならず狭い範囲でパッチテストを行いましょう。下地の凹凸は暗闇で光が当たった際などに確認できます。前に貼ってあった壁紙の跡が残って凹凸ができている場合もあります。もし下地を確認して凹凸があった場合には下地から張り替えるか、より厚手で柄のあるものや素材感のあるクロスを選びましょう。
天井のリフォームを成功させるポイント
天井の構造や状態を確認する
天井をリフォームする際には、まず天井裏や屋根がどのような構造になっているか。また、天井自体に劣化はないかなどをチェックする必要があります。一見すると美しい天井も汚れやホコリ、シミなどが付着することが多く、ましてその裏側には汚れが溜まっているものです。天井裏の柱に傷があると屋根が落ちるなどのトラブルに見舞われることがあります。リフォームする際には納得いかない結果にならないために確認しておきましょう。天井の構造によっては、天井の高さを変えることや梁(はり)を残して吹き抜けにするデザインも検討できます。
壁や床と天井の雰囲気を合わせる
天井もその部屋の雰囲気を大きく変えるため、組み合わせが重要です。特に天井の場合、天井のみ暗い色味を選らんだり奇抜な柄を選んだりすると部屋全体の印象が悪くなります。壁や床と天井の雰囲気を合わせることで思い通りの空間を演出しましょう。たとえば、白や淡い色などの膨張色を選ぶことで照明の光を反射させ部屋の広がりを感じさせることができます。反対に、収縮色と呼ばれる黒や深緑を選べば落ち着いた雰囲気を演出できます。リビングには膨張色、寝室には収縮色などと使い分けるのが効果的です。
床のリフォームを成功させるポイント
床の種類を決める
床は部屋にあわせて種類を決めることが非常に重要です。好みや使いやすさなども考えて決めましょう。たとえばリビングや居間には、フローリングやフロアタイルなど家具とのバランスをとりやすい床材が適しています。洗面所やトイレなど水をよく使う場所では、水をはじき、掃除のしやすいクッションフロアやタイルなどが適しています。
ここでは選び方の参考に代表的な床材の特徴についてご紹介します。
- 無垢材のフローリング
- 複合材のフローリング
- フロアタイル
- クッションフロア
- タイル
・無垢材のフローリング
木から1枚板を切り出してフローリングにします。木材特有の質感や味を感じられるのがメリットです。また、時間が経つほど部屋によく馴染み温かさが感じられます。
・複合材のフローリング
複合材のフローリングは、薄い板を重ね合わせて作った合板に柄の付いたシートを貼り合わせたフローリングです。
天然の無垢材と違い環境の変化に強く湿気の多い日本では重宝されています。
・フロアタイル
フロアタイルはポリ塩化ビニールやセラミックなどでできています。ある程度の強度があり重い家具を置いても凹むことがありません。
ただし防音性はあまり望めないため足音には注意が必要です。また塩化ビニール製の床材は熱に弱く床暖房には向きません。
・クッションフロア
クッションフロアとは塩化ビニール製の床材です。質感が柔らかくクッション性があり、高齢者や子ども、大切なペットなどとより安全に生活できます。人口的に作られた床材のため、他の床材に比べて安く見えてしまうこととアイロンや熱湯などの高温で溶けてしまうのがデメリットです。
・タイル
タイルは石や陶磁器でできています。日本では古くからトイレやキッチンで使用されてきました。
最近ではマジョリカタイルなどのおしゃれなタイルがメディアで取り上げられることも多くあります。
そのほか、畳や石、カーペットなどの床材もあります。目的や好みに合わせて選びましょう。
床材の特徴を確認する
生活する際に内装で一番身体に触れやすいのが床です。そのため肌触りや硬さなども考えましょう。
たとえば、木材のフローリングは歩いた時に冷たく感じにくく、季節を通して心地よいというメリットがあります。畳は匂いにリラックス効果があることや調湿、保温などの点で優れた床材です。カーペットは肌触りが良く、冬場温かい反面、ダニが繁殖しやすいなどのデメリットがあります。後悔しないようにそれぞれの特徴に注意して選びましょう。
床の色の効果を知る
床も壁同様に部屋の広い面積を占めます。
床によって部屋全体のイメージが大きく変わるので色にもこだわりましょう。
基本的には床が明るい色だと部屋全体が広く感じられ、濃い色や暗い色だと落ち着いた印象になります。
【番外編】仕上がりの満足度をさらにアップさせるポイント
巾木(はばき)や廻り縁(まわりぶち)を意識する
巾木(はばき)は壁と床の境目に付けられた部材です。廻り縁(まわりぶち)は壁と天井の境目に付けられた部材です。
どちらも隙間を隠すことや壁紙が剥がれるのを防ぐ目的でつけられています。もし内装リフォームの際に割れているなどの劣化があった場合は、壁紙や床材と一緒に交換するとさらに見栄え良く仕上がります。
設置する照明をあらかじめ考えておく
美しい内装は照明も計算されてつくられています。照明はただ明るさを保つというだけでなく、食事をしたりノートを書いたりする際に役立つアイテムです。使いやすさと好みで選びましょう。たとえば暗い部屋の隅にペンダントライトやフロアランプを設置すると落ち着きのある空間を演出できます。一室に複数の照明を灯せば、光源によって部屋が広く感じられます。
まとめ
壁や床を変えることで部屋のイメージは大きく変化します。内装リフォームは理想の部屋を実現したい際のベストな選択です。
デザインや使いやすさも含め、より生活しやすくなるようにしましょう。マンションの場合は重さに制限があったり、壁紙を変えられなかったりする場合もあります。事前に管理規約などを読み、確認することが大切です。またドアや窓など家の構造からリフォームできない場所がないかもチェックしておくと後悔せずにすみます。壁や床、天井が古い場合には、設備も老朽化していることがあります。それらを含めてリフォームすると選べるデザインの幅が広がる可能性もあるので内装で不安な点がある場合にはリフォーム業者に相談してみましょう。
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